Fateオタクがメソポタミア料理を求めてクルド料理屋に行ってきた/十条 メソポタミア
すごい久々に書くのにラノベタイトルみたいな記事タイトルになってしまった。
ツイッターの方で十条のクルド料理屋が安くて美味しい!というツイートを見かけ「十条?京都の十条?」と検索してみたら、東京しかも池袋から二駅のところの十条駅だったそうで。
クルドというのはwikiによると独自国家を持たない中東系の人種で、すごい流し読みなんですがシュメールの頃から存在する民族で、ペルシャやシュメールなどの文化を受けた民族だそうです。だから店名がメソポタミアなんですかね。
…という事は、間接的にメソポタミアで出たようなご飯が食べれる!!
FGO七章でぐだやマシュ達が食べてたようなご飯!!
という短絡的な思考で来てみました。
公式サイトはこちら クルド家庭料理手芸カフェ
営業時間は朝11時~夜11時で中休みは無いみたいです。
一階ではケバブを売ってて階段を登って店内へ。
池袋から二駅と都心に近い割に立地もいいし(マジで十条駅の池袋方面ホームの改札出てすぐ目の前)店内も広々としてます。
お店の壁には絨毯が飾られいてなんだか乙嫁語りを思い出すオタク。
私が行った時は平日の5時だったので他にお客さんはいませんでした。
8月始めにオープンしたてで、前はイラン料理屋だったらしい(ネット情報曰く)
店員さんは日本人の女性と中東系?印欧系?のお兄さんが二人。
お兄さんの方も日本語が堪能めだったので許可をもらいながら店内をパシャリと。
夜にはシーシャ(水タバコ)がメニューに追加されるのでこうして展示もしてるんですが見た目のインパクトがぱないっすね。
喉弱いんで普通のタバコは吸った事無いですが喉にまで入れなくてもいいらしいから、そのうち挑戦してみたい。
ガラスケースの中には工芸品の類が。
クルド人といえばイスラム過激派イスラミックステートと現地で戦っている…と知ってる人は知ってる話のようなんですが、
ご存知ない人は閲覧用の本もテーブルに置いてあるので料理待ちながら読むこともできます。
題材からして内容がちょっと過激でご飯の前には向かない…かもしれないですが、興味ある方は店員さんに聞いてみてはいかがでしょうか。
このためだけにねんどろいどギル様開封しました。
とりあえず腹ごなしに頼んでみた「ヨーグルトスープ」お値段200円。安い。
ヨーグルトをオリーブオイルとハーブで煮込んだものらしい。
口に入れると少し酸っぱめのヨーグルトの味、飲み込む時にハーブ?香辛料?の風味が喉を突き抜けていきます。正直、結構人を選ぶ味な気がします。エキゾチックな味…
酸っぱいの苦手なのに頼んでしまってちょっと困りましたがなんとか飲みきりました。
でも後から来た他のお客さんはバクバク食べてたから好みの人もいるみたい。
アイスのチャイを頼みつつ(チャイってインドチャイの印象強くてめっちゃ甘いかと思いきや普通に普通の紅茶でした)
こちら「ひき肉団子のグルグル包み揚げ」お値段250円。お安い。
もちっとした食感で、香辛料は控えめ。むしろ薄味なくらい。
ヨーグルトスープと違ってこっちは普通に人を選ばず食べられると思いました。
ご飯が欲しくなる…。
あったかいチャイは、小洒落た可愛らしいガラスで登場。
すりガラス部分にスワロフスキーがついてるんですよね。かわいい。
ちなみにチャイ、ランチタイムだと飲み放題らしい。
だいぶお腹も落ち着いて来たのでデザートを頂きます。
本当はシシカバブとかセットを頂きたかったんですが、4時間前にたらふくマチアソビカフェでファイトしてきたので断念。
こちらは「ケレビス」という焼き菓子。中にクルミが入っているらしい。
結構固くてフォークで割りつつ試食。しっとりとしててそこまで油っぽくなくて美味しかったです。
ここめでで900円しか使ってない…安いね!?本当に池袋から二駅の場所か!?
最後にテイクアウトでケバブのラップを頼んで家に帰って食べてみました。
ケバブは3種類あってどれもテイクアウト可能なようです(詳しくは公式サイトのメニューをどうぞ)
トマト苦手なんでトマトを抜いて貰って注文…お店の人が日本語堪能だとこういう事頼みやすくていいですね…実はトマト苦手だけど抜いて貰うの頼む時通じるか不安でケバブは食べたことが無かった…。
写真は撮ってないんですがケバブラップ、まあーーーでかい!!
太さがおそらく私の腕くらいあります。長さも15センチ以上あった。すごい。
ケバブは前述の通り他を食べた事が無いのでわかりませんが、中身はキャベツだけじゃなくお肉も多く他の野菜もぎっちり入ってて美味しかったです。
十条住んでる人は帰りにふらっとテイクアウトして食いながら帰れるのかと思うと普通に羨ましい…。
***
帰る時に階段を降りている途中、最初見た人とは違う日本人女性のお店の人が。
ちょっと立ち話をして、こういうゲームが流行ってて、その時代の食べ物を食べれるから来ました、みたいな話をすると色々教えてくれました。
クルド人はメソポタミアからの影響も受けた文化だったので最初に食べた「ヨーグルトスープ」なんかはおそらくそういったシュメールの時代から食べられてたもの、らしいです。
他の「ケレビス」「グルグル包み」なんかもそういったものじゃないかと(立ち話だった上ネットでググってもいまいち情報が少なくて確証はあれなんですが)
「ケバブ」ってのも、なんかトルコなイメージが自分の中で勝手にあったんですが語源はアッカド語という説が強いらしい。知らなかった…ギル様ケバブ食ってたんだ…
なので、某歴メシは作らないとじゃんめんどくせぇ!!って人は是非ここに食べに来るといいと思います。安いし美味しいしアクセス良いし。
今回食べませんでしたがピラフにはひよこ豆も入ってるらしい(ひよこ豆、下処理がクソ面倒なので自力で食べるのは大変)
ひよこ豆と言えばアーラシュのバレンタイン礼装、ひよこ豆のペースト。
お店のお姉さん曰く高円寺のボルボルという西アジア料理屋さんで食べれるらしいです。こっちも今度行ってみたい。
と、いうわけで居心地良くてリーズナブルで店員さんも優しくていいお店でした!また行きたい。
気になる事があればぜひぜひ店員さんに聞くといいと思います。店員さんめっちゃ優しいし…
次こそはシシカバブ食うぞ!!