ようやくデス・ストランディングをクリアしたんですけどプレイしてない人は今すぐ買ってプレイしてほしい[ネタバレあり]

toratugumi.hatenablog.jp

ネタバレなし感想はこちらからどうぞ。

特にまとめる事なくつらつらした感想になります。

 

というわけでようやくデス・ストランディングをクリアしました。プレイ時間45時間でした。

最後はジョンの涙、クリフのくだり、ルーと焼却場、どれもこれもべしょべしょに泣きました。特にジョンの涙はこれまで人殺すと怒ってくるスネーク!程度の認識だったんですが、彼がダイハードマンという名前の下に隠してきた全てをさらけ出す演技がすごかった。大塚さんもですが元の俳優さんも。そら貰い泣きしてしまう。

 

クリフの正体については、割と伏線の撒き方的にそんな感じがしていたんでやっぱりな!と納得のほうが強かったんですが…それでもああしてエンディングでダメ押しに彼の最後を見せてくるのは本当にきつい。リサを殺して赤ん坊と逃げ出したけどそれが叶わず……亡霊になってBBを追いかける理由ありすぎる。ブリジットぉ……。

ポッドの外に出たら死んでしまう嬰児に対して、人類はどこにでも行けるんだ……って宇宙飛行士のキーホルダーをくれて、そのサムがアメリカ大横断して人と人を繋げる縄になる……みたいなのがもうとびきり弱いためこの記事書きながらまたべしょべしょ泣いてます。

 

アメリとブリジット、だいたいこいつのせいじゃん!なんだけど絶滅体として生を受けてビーチから逃れられないアメリのことを思うとなんとも言えない気持ちになる。今も第六の絶滅を一人でずっと見ているのでしょうかと思うと切ない。でもやっぱりお前が元凶。

 BTに聞かないのはわかってるんだけど撃っちゃうよなあ…!?(一回目は何もできずにゲームオーバーになった)

 

デス・ストランディング、死が論理的に解明された世界という理念の元キャラクターが組み立てられているので、登場してくるキャラクターの一人一人がとても濃くて楽しかった。監督って水樹奈々のキャラに酷いことするの性癖なのかな?と心配になるフラジャイル。メールでシェイプオブウォーターの宣伝をしてて笑ったデル・トロ監督の演じるデッドマン。AEDくっつけてるホオチュウという時点で面白すぎるのに、実は家族と共に死ぬためにビーチを彷徨ってる重すぎるおじさんことハートマン。

個人的に最初に感情がぐちゃぐちゃにされて泣いたのが、モリンゲンとロックネの話だ。あそこは上述トリックめいてるというか、始めに組み立てていた話、受け止めていた言葉が後半にぐるりと回転して途方のない女女感情の渦に「ああ~~~~!!!!!」と叫ぶことしか出来なかった。本当に。まじでこれだけで記事一本書ける。

 

コジカンの作品はこれが初めてだったんですが、それもそれで良いコジカンゲーム体験になったのかな、と思う。でもP.Tはプレイしたかったな……。

さすがに時間泥棒すぎるからこのあとのプレイは特に予定してないんですが、本当に面白いゲームでした。薦めてくれたひと、応援してくれたひとありがとうございました!

 

 核爆弾を街に運んで無言で詰めてくれたりするレジェンド配達人良妻キャス狐には更に感謝を込めて……