復活したQuinRoseを迎える前に、つらつらと色々思うこと。

 どうも、よるとりです。突然最寄り駅に現れた大学時代の先輩に飯をごちそうされてきました。都合が良すぎて妖精さんみたいですね。ごちそうさまでした。

 

1日未明、起きて上の4年前のツイートがRTされていて「何事?」と思ったら、なんと乙女ゲーブランドQuinRoseが復活するそうです。

 

 

www.4gamer.net

 

そして割とすぐに、匿名でお気持ち表明が投稿されてました。思ってたより早かった。

(※追記)お気持ちてのは言葉選び悪いですね。訂正します。問題提起です。

 

anond.hatelabo.jp

 

 

これらについて思い出と私見を交えつつクインロゼの門出をお祝いできればと思い(ほんとうだよ!)記事にします。

私はQuinRoseのゲームでプレイしたのは一番最初に出たPC版ハートの国のアリスを発売当時にやった(300ターン地獄の虚無、帽子屋の呪いでお馴染み)のみであり、またその後数年動向を追っていただけで何年も追っていたファンの方への情報量には敵わないという前提をご理解いただければと思います。

 

QuinRose=アリスシリーズが代表作。みたいな認識があるんですが、実際このブランドから唯一アニメ化した作品でもあります。映画やってたんだよ。見なかったけど。

 

www.youtube.com

 

ハートの国のアリスが流行ったのは当時の乙女ゲームの市場背景もあるからではないかと思ってます。

出来としてはまあ正直かなり微妙だったのですが、とにかくキャラが強いことと、声優も強い、うろ覚えですが確か一応フルボイスだったこと、いいところは確かにありました。とはいえそれを補って余りある出来の悪さ(システム、絵の質の悪さ、初期バグ等)にも目をつぶることも出来ませんでした。

 

とはいえ、PC版ハートの国のアリスの発売は2007年2月14日。一大乙女ゲーブームを巻き起こしたオトメイトPS2版薄桜鬼~新選組奇譚~は2008年9月18日今の飽和する前の乙女ゲー市場に割と早いうちにいて先駆者利益を享受出来たゲーム及びブランドでもあります。

当時の乙女ゲーはといえば、ネオロマンスだけがほぼ盛り上がっていてオトメイトがぽつぽつと少女漫画原作の乙女ゲーを出して、またPCで18禁の乙女ゲー、乙女エロゲーが出始めたくらいの頃でした。

 

toratugumi.hatenablog.jp

ご一緒に過去記事もどうぞ。

 

そんな中で、オタクが大好きなアリスシリーズのモチーフで企画されたハートの国のアリス。需要があるの、わかります。私も買っちゃったし。

オタクの女はだいたいアリスシリーズが好きだからアリス・イン・ナイトメアとか歪みの国のアリスとかやるんですよ、ええ。ダークゴシックにバキュームされるんですよ……!

 

とはいえ最初にリンクを貼ったお気持ち匿名記事では枚挙しきれない数の問題点がゲーム内外ございまして、興味がある方は該当wikiを閲覧いただければと思います。

 

www38.atwiki.jp

 

 

正直なところ、ファンもきっと多いだろうし(アリスシリーズ以外のファンも含め)喜んでいる方も多いと思います。

すごい偏った言い方ものの見方ですが、微エロだったりなんだったり方面の作風はオトメイトQuinRose親和性高いんじゃないかな?とは思いますし。(オトメイト作品の全部がそうではないけど)

けれども問題行動、しまいには訴訟問題まで起こしていた会社とブランドなので復活しました~!で両手をあげて喜べる人間のほうがいないですよ、そりゃ。

件の訴訟を起こされたイラストレーターさんQuinRose復活関連と思しきツイートをされていたので引用致します。

 

 

 

 

 

 

 

………いやー、

これ見たらなんも言えねぇよなぁ………。

 

「なんか懐かしくなってきたな~ペーター出たら買おうかな~」とか考えてましたけど、やはり数々の問題点、百歩譲ってそれは除いたとしても訴訟に関してきちんとナシをつけてからやるってのがスジってもんかなと思います。

こんな状態でブランドを擁立してスペード以外も出しますとかやるならマジで悪夢度高いですね。令和すごいな!

 

クソのどうでもいいですが私はペーターが好きです。って呟いたら友達に「ペーター好きそう」って言われました。まったくもってそのとおりである。

惜しむらくはこの好きという感情が現実のゴタゴタに遮られてしまう痛みが発生することが、いやでも正直面白いな。野次馬としてはめちゃめちゃおもしろいですが、やっぱり面白がっちゃいけない領域もあるので今後の動向を見守っていきたいですね、はい。