FGO三周年に向けて主にセイバーと円卓の悲喜こもごも四方山話

大人気スマートフォンゲーム、Fate/GrandOrderが今月、7月30日に3周年を迎える。時間が経つのは早いものである。発表イベントも確か7月で、確か4年前だった。

 


「Fate/Grand Order」トレーラー

 

FGO2章配信の26日、そして三周年FGOFesまで畳み掛けることになるのでFGOのこれまでと今後を主に私の好きなセイバーと円卓の話を中心に語っていきたいと思う。

 

現行配信部分の2部について

触り程度に。FGO2章の序章は足掛け昨年からスタートしましたが、1章配信は4月と少々間が開き否定的意見も。それで2章は7月配信。3ヶ月に章を進めるペースなのは1部も概ね変わり無いのですが、3周年時点で二部は序章、1章、2章の三篇が配信されるということ。サービスイン勢でない人間はご存知ないと思いますが、FGOのサービスイン時点では1部もこれらの三篇のみの配信でした。なのでわざわざ序章から1章まで期間を開けたのは、概ね1部と同じように来年末に2部グランドフィナーレを迎える段取りで進めているのが予想できる。

とは言ったものの、実のところ2部1章読了段階で「この旅はどこへ向かうのか、帰結するのか」は2部主題歌「逆光」の歌詞を一節引用するなら「どうやって終わらせるの」と申しますか。まだ2部のラスボスが何をしたいのか、自分たちはどうなるのかがさっぱり予想がつかないので言及は差し控えます。

 

この一年間の円卓の騎士とセイバーについて

アイコンにいるのにゲームに出ていませんねwwという不遜な煽りはあるものの、実のところFGO以外の媒体も含めるとFGOという媒体でアルトリア・ペンドラゴンがどのような立ち位置なのかという情報は出てきている。ユニットとして放置されてるのはどうなのか、と思うが単純に出番が無いことについて納得は出来る情報は出てきたと思う。

この一年で主な円卓の供給というと「ロード・エルメロイ二世の事件簿でのサー・ケイの登場」「円卓の騎士のキャラクタークエストの配信」が大きなものとなる。

 

前者についてはFGO外のものなので置いておき、円卓の騎士のキャラクタークエストの配信について。昨年秋にベディヴィエール、ランスロット、ガウェイン、トリスタンの4人と少々遅れて先日モードレッドの新しいキャラクタークエストが配信された。限定はいないもののどいつもこいつも星5だったりスト限だったり入手が難しいので、興味がある方は動画で見て欲しい。特にランスロット、トリスタン、モードレッドの3人は必見。

この円卓の騎士のキャラクタークエストにて、騎士たちがアーサー王であるアルトリアについて触れる機会があるのだが、ランスロットのクエストに出てきたアルトリアオルタ(槍)、トリスタンのクエストではアルトリア(槍)で先日のモーさんでも出てきたのはアルトリア(槍)であった。不思議なものでFGOの円卓の騎士が言及する王は、全てランサーのアルトリアなのだ。

とはいえ全てというと若干語弊がある。この条件で唯一、セイバーのアルトリアについて言及したのは、6章のベディヴィエールの回想シーンである。このベディヴィエールについてもmaterialでランサーアルトリアから「私は貴公の知る王ではなく、貴公も私の知るベディヴィエールではない」と明確に否定がある。カルデアにいるベディヴィエールは6章を通過してようやくサーヴァントとなったので、肩を並べているがつまるところランサーアルトリアの世界のベディヴィエールはそうではないということになる。

そして昨年夏から年末にかけて放送していたアニメ「Fate/Apocrypha」内のアルトリアについては、ロンゴミニアドを持っているが通常のセイバーと同様のアルトリアだった。

 

FGO世界のアルトリア・ペンドラゴンは、ランサーである」という状況証拠が、今ほぼ積み上がっていると判断できる。割とこの情報はかなり今後のFGO、もとい二部について重要項目ではないか。

と、いうのもそもそもアルトリア・ペンドラゴンがランサーになっているのは「聖剣ではなく聖槍を主武装にしているから」という理由が判明しているが、言ってしまえばこれは結果に過ぎない。大事なのは「聖槍を主武装にせざるを得ない理由」だ。

つまり、FGOのアルトリア・ペンドラゴンは聖剣ではなく聖槍を使う理由があった。果たしてそれがなんなのかは未だわからないが、聖槍の隠された機能について。

 

ドラマCD版ではバッサリカットされているが小説版「Garden of Avaron」では、ロンゴミニアドについて「星にテクスチャを縫い付ける」という機能がある。(その辺は小説版を参照されたし)

6章の獅子王が奮った聖槍は同じものだが、ここでは聖槍は魂を収納するガラスケースとしてしか機能していない。聖槍の正しい機能については、まだ日の目を浴びていないということだ。

 

ここで重要なのが2部のクリプタ―たちの目的である「地球を神代に戻す」ことについてである。そして同じく6章で予定されている「円卓領域」「星の生まれる刻」では、これらのランサーアルトリアの正体に触れる可能性が高い。あくまで憶測なのと先述のように配信ペースが1部と同じならお目にかかれるのがまるまる一年後なのが辛い。早く見たい。

 

序章のセイバー・オルタの存在

ここまで書いておいて、一つ疑問点が残る。それは序章のセイバー・オルタの存在だ。

FGO世界におけるアルトリア・ペンドラゴンの扱いは状況証拠的にまとめることが出来たが、序章はそれから大きく外れている。というか、セイバー関連に限らず序章にはまだまだ謎が残っている。ほんとなんなんだろうね。

セイバーがおいそれと出ない理由は「FGO世界ではランサーである」と「序章の謎が手付かずのままでは出せない」の二つなのだろうけど、とりあえず初期星5でスキルのお手入れがされていないのはもはやセイバーのアルトリアだけなのでそこは触れてほしいなぁ。

 

もうひとりのアーサー王・プロトセイバーについて

シレッと実装して特に出番が無いのだけど、そもそもなぜFate世界に男のアーサー王女のアーサー王の二種類存在するのかというのも触れられていない。メタ的に言えば先に出たのはプロトセイバーなのだけれど、FGOという世界機構に二人放り込んだからにはそれで済まない理由は用意されているはずだ。

プロトセイバー世界の円卓の騎士についても謎が深い。そもそもマーリン以外のメンツがアルトリアの円卓の同じなのかというのは、内容的にもファン的にもかなり気になる所。今現在刊行中のドラマCD「Fate/prototype 蒼銀のフラグメンツ」では、おのずと登場キャラ全てに声がつくが最終巻で登場したprototype世界のベディヴィエールの存在でここは踏み絵的に判明するはずなので、発売が待ち遠しい。

 

システム面とかいろいろ

FGOの周年イベントではゲーム面のテコ入れが度々行われてきた。特にガチャ周りは必要石が減る、おまけ石が増えるなどの進歩があったため今回はいわゆる天井実装を待ち望む声が多いように思う。

そりゃああった方がいいのだけど、グラブルの9万円天井は正直たけぇ…と思ってしまうので、無料石ではそれくらいかかるが有料石では2,3万くらいの手心が欲しいです。もしあるならですけどね。自分はあったら嬉しいですが企業努力でつける必要があるかなくらいなんですが(そもそもとして法規制として天井無しが前提なのが狂ってるという話なのでそれを企業努力に押し付けるかはな…という)

 

個人的にFGOのシステム面でこれはどうかな…と思うのがレアプリズムなので、一ヶ月~数ヶ月に一回、継続的では無くてもマナプリをレアプリ一個入手出来るようになってほしいと思う。

と、いうのも、このゲーム期間限定の礼装やクエストなどの解放にレアプリはつぶさに要求してくるのに対して入手方法が星4,5を溶かすことでしか得られないという部分。運営的には、無記名と同じように「六体目以降」の使いみちを増やしたに過ぎないのだろうが、「モナリザ」「パーソナルトレーニング」などのアイテムの解放に使うために弱い(と思う)サーヴァント、好きじゃないサーヴァント、二体目以降のサーヴァントを溶かすという選択をしている人が「レアプリズム」で検索するとかなり散見されるのが悲しい。

身も蓋もないことをいえばテコ入れがいつ来るかもわからないし、倉庫も上限はバカでかいので残しておけばいいのに…とは思うが、実際自分が新規ならば多分同じように溶かす溶かさないの判断に追われたはずだ。なのでまあ、今日もどこかでステンノ様あたりがその危機に直面しているかもしれないので、たまにでいいからレアプリを入手できる機会があるとすごく良いですよね。

先日の復刻デスジェイルサマーでおそらく初レアプリズム無料配布があったので、あれもいい傾向だと思いました。

 

 

それでは三周年イベントのあとに会いましょう。

槍トリアのキャラクエもまたあるといいなぁ(寝言)

ついでに槍トリアの水着来るといいなぁ(特大寝言)