真の自由とは、すべてのことを己の基準でなしうることである――リズと青い鳥感想

題名はミシェル・ド・モンテーニュの格言です。
なんかこの映画の題材的にぴったりだなぁと思いまして。

 

公開からかなり遅れ馳せましてユナイテッド・シネマ水戸にリズと青い鳥がやってきてくれたので見てまいりました。
見終わった所感としては地獄のような映画でしたね。レズのホワイト・アルバム2だよ。でも個人的にみんな公開時に言語化に困惑していたのはあまり自分にはありませんでした。

 

映画構成序の段階で「一つの楽曲を取り巻く現実と虚構の二人の少女」「どちらがリズでどちらが青い鳥なのか」が提示されていたので、あとはもう「その童話の終わりと同じなのか違うのか」という最後に向かってひたすらディティールを積み上げて積み上げて磨いて描いてるから話としてはシンプルだと思いました。

主題的におそらく主人公であるみぞれはあまり喋らないから台詞も殆どなかったので、本当に彼女のしぐさと彼女が見ているのぞみのしぐさを全編見ることになるんですよね。


みぞれにとってのぞみは、友達以上の好き、離れがたい、おそらくloveの愛してる。のぞみにとってみぞれは、おそらくたまたま付き合いが長い部活の友達というだけで特別でもなんでもない。のぞみ視点からの話だとほんとそんなものだよねこれ。
高坂ちゃんが指摘していたけれど、たまたま同じ学校でたまたま吹部を一緒にしただけでやっぱり本当に「合わない」んだと思いますあの二人。多くの恋愛もので毒されているけど基本的に「好いた相手が同じように好いてくれるとは限らない(とりわけ同性感では)」という前提の存在は大きかった。

個人的に最近つくづく思うんですが他人を見た時相手は異性愛者であるという前提があって、その人を何も知りもしないのに無意識でそう思ってしまうし、自分もそう思われているんですよね、常に。のぞみもそういう目で見ていたんだろうな。適当言いました。

 

 

序盤、みぞれから見たのぞみは瑞々しく愛らしい唯一無二の親友として描かれているけれど割とここも認知のゆがみがあって「相手にとっても唯一無二の親友である」という点はみぞれの傲慢さが出てるんですよね。でも別にのぞみにとってそうではない、ということが少しずつ少しずつ描かれていく。
お互いのソロのパートが致命的に合わないのは、おそらくこの段階だとみぞれは自分はリズでありのぞみを手放したく無いと思っているから…というのは見てる人でもわかるように描かれてる範囲で、
そこから更にみぞれが「青い鳥は自分である」知見を得るまでの流れが目を見張りました。


高坂ちゃんと黄前ちゃんが、いつもの練習場所で吹くシーン。(ここ、直前にちゃんと黄前ちゃんがトランペットの吹くやつ洗ってるところで黄坂ちゃんと一緒に映ってたの細かった)この二人の演奏でのぞみとみぞれはどうしたか?みぞれは窓を閉じ拒絶し、のぞみはそれをきちんと聞いた。この拒絶はさすがに一回見た私ではよくわかってませんがリズであることを拒絶したのかなぁ。

黄前ちゃんと高坂ちゃん、おそらく技術的には間違いなく高坂ちゃんの方がうまい。でも二人はなぜ気持ちよく弾けてたんだろう?ということから、みぞれが合わせていたんだ。という勘違いに気付く(あるいは事実?)のぞみ。そして先生からの指摘で自分はリズではなく愛されていた青い鳥だったという思いを抱いて望むあの練習。思わず泣いてしまった。

 

あの練習で確かにみぞれは愛のために飛び立つ鳥を歌ったのに、その技術力からのぞみは「私に合わせて、我慢していたんだ」という疑念を確信に変えてしまった。そして奇しくもそれを解き放つ演奏をして、奇妙なことにリズと青い鳥は完成してしまった。
いやぁすごいね。地獄だねこれ。


そして最後の理科室(生物室)のシーンからクライマックス。のぞみ自身を愛しているみぞれと、みぞれのオーボエが好きなのぞみ。決定的に噛み合わないことを理解したみぞれは「オーボエを続けるよ」とのぞみが望む自分を演じ続けることを選ぶ。飛び立った振りをして、檻の中に閉じ込められることを選んだみぞれ。それに気づかないのぞみ。
おそらく、映画があそこで終わったということは、本番だろうが今後の練習だろうかもう二度とあそこまで成功した第三楽章は弾けないということだと自分は解釈しています。多分もうみぞれはのぞみに合わせた弾き方に戻るんじゃないかな…

 

童話と重なった二人の少女は、童話のように美しくお別れしたかのように見えてそうではなく、けれどそれはのぞみが最初にいったようにハッピーエンドなのかもしれない。
でも私はのぞみ、卒業したら間違いなくみぞれを忘れるしみぞれはそれも構わずオーボエを弾き続けてると思うんだよな~~~~


序盤どうしてもみぞれ視点でのぞみを見てるせいですげーひどい女に見えるけど、私はあまりそうは思いません。どちらも悪いし、どちらも悪くない。ただ単に絶望的に相性が悪い。ユーフォ2期でも思いましたけどのぞみはちょっと鈍感すぎるし、みぞれは繊細すぎる。
けれど「本番なんて嫌。練習が、ずっとのぞみと一緒の日々が続けばいい」と呟くみぞれは一つの答えを得て、それでもう生きていけると自分で定めたようなので、外野のぼくたちが言うことはなにもないですね。美しい終わりだと思います。


パンをもらえなかったアライグマは、リズ=のぞみであるとするならパン=イエスの身体、つまり愛の象徴で一人ひとり配っても足りない人は出る、ってことなのかな。適当言ってます。
ここまで一本道をディティールだけで見せて、もはやユーフォという下敷きすらも必要もない映画になってるのは単にすごいなって思いました。適当に書いたからこれからインタビューとか見てきます

「ウマ娘プリティーダービー」がめっちゃ面白かった話

どうもよるとりです。
夏アニメも始まろうというこの頃に春アニメ「ウマ娘プリティーダービーを見終わりました。
 
個人的なゲッシュとして生活をセイバーに捧げているので、同じように生活囲い込んでるサイゲームスの作品はなるべく触れないようにしておこう……と思っていたんですが、グラブル始めてしまったのと、たまたまTwitterの人のファボ欄からうまぴょい伝説の動画を見てしまったのが運の尽き。なんだ、あの歌は。
気がついたらMADを見てしまった私は気がついたらdアニメストアで1話を再生したのであった…。
(あとTLで話題になってたけど二次創作諸注意の話題に触れたくてアニメ見ることにした)
 
 
ウマ娘というアニメの魅力は一言でいうならば競馬という世界の含蓄とウマ娘というファンタジーな陸上モノがミックスして古典的な憧れの先輩と私…という今までにないスポ根ものになっているところだと思います。
いやぁ、すごいですね競馬。私は賭け事や博打は絶対をやると絶対身を滅ぼすタイプだったので、せいぜい武豊がスゴいってこととディープインパクトハルウララくらいしか名前知らなかったんですが、競馬がこれほどまでに人とお金と心の動いてる文字通り別世界が広がっているとは思いませんでした。
もちろんこのアニメ1クール見ただけで競馬の世界の含蓄が全てわかるわけもないんですが、海が数千メートルの深い場所と浅瀬波打ち際があるように浅い所と深い所両方あっていいんだと思います。艦これのときもだけど、知った気になれるってのはやっぱり初心者にとって結構大事だよね。
陸上ものではあるんですが、基本はウマ娘という架空な要素だからリアルの元陸上マンとかから突っ込みが入らないのもいい。
 
最終回以外に涙ぐんでしまったのがサイレンススズカの復帰レース回。
あれだけ体重のある動物が脚を骨折してしまったら治すのが容易で無いのは想像に容易く、なおかつサラブレッドというのは結構脚に故障が出やすいやすく(まああの一本の脚にかかる負荷を考えるとそりゃそうだ)予後不良といって安楽死の処置をさせられる場合は少なくないみたいです。馬以外でも、割とよくある話ですね。
元のサイレンススズカはそうして華々しいレースから去ってしまった馬であり、このアニメは主人公のウマ娘スペシャルウィークの成長の話でもあり、サイレンススズカとそこに夢を見ていた人間たちの救いの話でもあるんですよね。あそこで死なないで走り続けていれば…という夢が詰まっている。
 
種付けから既に莫大なお金がかかって、一匹の馬が産まれて育ち練習を重ねて競走馬になるのにかかる時間とお金と愛情は計り知れないんだろうなと門外漢ながら考えます。
だからこそ例えフィクションでもこうして、名前を受け継いだキャラクターが救われるのは意味が決して意味の無い行為では無いんだと思います。
ウォルト・ディズニーの約束」ではパメラは自らの幼少期を昇華してメリー・ポピンズを書いたとされているように、フィクションは時に人を慰め、元気を与えてくれる。それと似たようなものをこの復帰レースに感じました。
余談ですがこのこと考えてて去年おそらく寿命までまだ結構あったのに突然脳梗塞らしき症状になり死んだペットのハムスターを思い出してロスりました。
 
お話の中でまたうまいなという部分が、徹頭徹尾キャラが多くても性格が悪い人がいないという点です。
こういうスポ根モノだと一人くらいは「あの女気に食わないわね!私物を隠してやるわ!」みたいなモブ女がいたりするんですが、そういうのが見当たらない。
ライバルチームにあたるチームリギルのおハナさんも、スピカのトレーナーと方針が違うだけで、きちんとライバルチームのウマ娘のことを考えてくれるいいトレーナーさん。素敵…
元が賭博という危うさをこのへんの爽やかさが吹き飛ばしてくれてます。
 
とはいえ実在の馬を美少女にしようというなかなか狂った企画、普通だったら関係各所に許可を取って回る手間から無理!ってなるんでしょうけど、やはり業界最大手のサイゲームスの努力と暴力(良い意味での)でしょうか。
今までソシャゲで稼いだ金をお笑いのスポンサーに使っちゃってサイゲームスよぉ…と思ってたんですが、あれだけ関係ない
テレビにバカスカCMを売ってれば世間認知はダンチでしょうし「サイゲームス?ああ、M-1のCMで見た。ここなら許可してもいいかな」という心証に繋がってるのはあるのかなと勝手に思います。
アプリ版、おそらくその辺で難航してリリースは冬とだいぶ先みたいですが、こんないいアニメを作ってくれたのでゲームも間違いなく面白いはず。たまにアニメを見返して気長に待ちます。
 
ちなみに私はスペスズとシンボリルドルフ×トウカイテイオーが好きです。よろしくな。

グラブルをはじめて2ヶ月で十天取って4ジョブ取った所感。

*注意

5月に書いてた記事だったんですが死ぬほど忙しくてこんな時期の投稿になりました。てへ。

 

まえがき

 

自分とグラブルの出会いは3年ほど前になる。確かクロスアンジュ放送してた頃。まだまだ艦これが元気だった頃。
ある先輩からグラブルというソシャゲがある。これは何年も続くことが約束されているサイゲームスのゲームだから、お前もやれ。開始してすぐのスタートダッシュチケっていうのでSSRが確定で引ける。」という斡旋もあり、とりあえず始めて課金をした。当時水が強かったので、オススメされたランスロットを取った。

しかしながら色々勝手も分からず特に興味も沸かず、なおかつこの年は散々延期した我らが「Fate/GrandOrder」のリリースが控えていたのでほぼアカウントを休眠させていました。


始めようと思ったきっかけ


休眠させていたとは言ったものの、周りにグラブルをやってる人というのはやはり結構いて(いつの年だかに艦これからすごい移動民が出た時があった)情報は常に入ってきていたので、アニメ放送中毎週ばらまいてるだとか、10連無料やってるだとか、特に去年からばら撒きが大変増えてきたのでちょこちょこログインはしていました。この時ヒヒイロカネ確保しといてほんと良かった。

 

で、去年の「どうして空は蒼いのか」でヒロインのルリアが配布される!ということでど空だけはプレイをしまして。関係無いけど自分、腐女子じゃないんですがサイコ○モキャラが好きでしてね。佐藤寿也とか、グリフィスとか、いやファンに殺されそうですけど。
で、面白い話だったな~と思ってたところに今年3月の無料100連と「どうして空は蒼いのか~失楽園~」がぶちかまされたのは皆さんご存知と思います。
ちょうどFGO暇だしやるか~という感じで、19日頃に始めたみたいです。

 

 

 

 

そして現在。
はじめ4ジョブ取るまで半年、十天まで1年とか言われてたんですがこの通り2か月で達成しました。もうエンジェルヘイロー行きたくないめう。

 

グラブルを一通り触っての所感


いざ触って見るとまあ皆さん言うけどほんとよく出来てるし(少なくともはじめのうちは)ストレスほとんど無くできるからものすごく快適なんですよね。

 

およそ薦めた人が時間が掛かるよ~と言ってるのはいくつかのアップデート前のグラブルの話なので、今のように

 

・サポ開けばバハルシなどの120石がたんまり並んでる
(または無料ガチャでそれらを一つでも入手できる機会が多い)
・自発の赤箱からSSR武器ドロップ率の引き上げ
・マグナボスの弱体化
・頻繁に行われる半額キャンペーン、初心者キャンペーン
etc...

 

あげたらキリがないですが、マルチバトルがメインのゲーム性なのでアクティブが減ること事態が更に過疎化を招くので、新規を一定レベルにまであげようという試みは厚いなと思いました。

なので毎日コツコツやってれば2か月で4ジョブ!2か月で十天!とまではいかないけど、もっと前に始めた人が時間をかけてやったことを短縮は出来ると思いました。

 

強くなるために伝えたいこと

 

・検索して出てくる攻略情報は古い可能性がある
FGOもだけどグラブルは今もう4年目になりまして情報が古い可能性が高いです。企業型攻略サイト見るよりかは、多少情報量多くて見づらくてもwikiを見た方がいいと思う。

 

・毎日ハードとマグナ、あと半額期間はワンパンでいいから殴り込みまくれ
以前より間違いなく自発箱からSSR武器率上がったのでもうマジで全然弱くてもマグナは毎日やったほうが早いです。SRチマチマ集めるより、今はSSR並べやすくなってるはず。半額時はグラブル救援ツールなどである程度狙ってワンパンしまくれば餌とかには困らないと思う。

 

wikiを読め


これは。
マジで。
wiki読めほんと。

 

グラブルはエンドコンテンツの多さから物凄い情報量なのでトップ画面で既に気圧されるのはわかるんですが

 

初心者がやるべきこと

攻略まとめ/初心者がやるべきこと - グランブルーファンタジー(グラブル)攻略wiki

 

よくある質問

よくある質問 - グランブルーファンタジー(グラブル)攻略wiki

 

Rankで出来るようになること

攻略まとめ/Rankで出来るようになること - グランブルーファンタジー(グラブル)攻略wiki

 

これどうなの?とか質問は大体先人が通る道なのであらかた目を通して可能ならば小ネタとかも読むとゲームが快適になるはずです。
はっきり言ってマジでグラブルというゲームを立ち上げて出来ることやれることの量が桁違いなので、座学はマジで必要だと思います。特にヒヒイロとかダマ、エレメント化等々取り返しつかない要素が他のゲームに比べても多いように思います。損をしない為に知識をつけよう!

 

・半汁(エリクシールハーフ)は出し惜しみするな


なるべく半額時がいいのは当たり前なんですが、初心者のうちこそ戦力が欲しいのでここぞという時には半汁は出し惜しみせずにガンガン使って回った方がいいと思います。

 

グラブルをやってすごいと思うこと

グラブルといえば、通常三千円の10連ガチャを毎日引かせたり、もはや気が狂ったかのような大盤振る舞いが今では有名ですが
ばら撒きが大々的になり始めたのはやはりここ一年ぐらいなのでゲーム内のガチャ以外のお金を払う先が出来たからなんですかね。アニメとか、グッズとか。

で、何よりすごいのはガチャをこれだけ大盤振る舞いをしてもゲーム性がほぼ崩れないこのゲームはよく往年のMMOに例えられてます。コツコツ毎日少しずつ装備を育てる。いや自分はMMOはやったこと無いんですけどね。

 

何故かというと多少強くなっても途方もない量のエンドコンテンツがあり、強い敵を倒すために強くなる、強くなるために強い敵を倒す…ということを繰り返して行くんですが、そこから更に少人数マルチは役割分担をするのでそこはかとなくモンハン(PS2とかPSPの頃の)をやってるようだなと思いました。

 

どうしても目に見える要素の部分として「10連ガチャ無料」がでかすぎるけど、何故10連ガチャ無料をしても成り立つのか、というところがこのゲーム重要なのだなと思いました。それはそれとして天井バカ高いなぁとは思うんですけどこの業界からしたら"無料石でも天井叩けてついてるだけまだマシ"なんですけどね。

 

さすが業界最大手の風格を感じるゲームでした。

風古戦場頑張るぞ。

FGOFesに参加したいけどこういうイベント初めて…なオタクへの簡易説明書

こんにちはよるとりです。忙しくて死んでます。


町中でチラッと人の携帯の待受が目に入ると、マジ高確率でFGOのアイコンを見かけるので流行ってるんだなぁとびっくりします。いや本当に。
そうか…こんな若い子にもプレイしてもらえてるんだな…という喜びとともに、ふと「この子達はコミケとかリアルイベント行く時どうやって情報収集してるんだろう…というか慣れてくると、なんとなく行ってるから雰囲気とか行き方とかって実は言語化されてないのでは!?」という不安に猛烈に駆られました。


かくいう私も、田舎者なので初めてこういうイベントに行ったのは高1の夏、幕張であったアイマスの5thライブでした。高校生~大学生の若い子はせっかくなので興味あったら行って欲しいですね。ぶっちゃけここまでそこそこ盛り上がってるジャンルって全体から見たら稀だよ。マジグラブルとかパズドラモンストぐらいだよ。

 

そういうわけで、言ってみたいけどわからない…って若い子とか、若くなくても今まで行ったことねぇけど恥ずかしくて聞けねぇよ!みたいな人がここに辿り着いて、イベントに行ってくれたらいいなと思います。

 

 

チケット


これが無いと始まりません。兎にも角にも頑張って取ってください。
ちなみに去年は一般発売がありませんでした。オージーザス。ただ今回は確保してあるホールの範囲が広いので、もしかしたらあるかもしれません。が油断は禁物です。頑張って取ってください。

かかる金額・一枚四千円くらい

 *追記

私が認識してなかっただけで一般販売はあったようです。が、ほぼシステムダウンしてまともな枚数は無かったみたいです。参考までに。

交通費


地方に住んでる人には切っても切れない固定費。
とりわけ若い子はお金が無いので新幹線とかもってのほかだとは思いますが今はメチャクチャ夜行バスが安いので夜行バスで行くことをおすすめします。宮城・名古屋・大阪神戸京都あたりの路線は需要があるからすげー安いです。
ただ夜行バス、デメリットもメリットも存在するので自分に適してるかお住まいの地域からの所要金額と時間を考えてチョイスしてみてください。
(夏場なのでついてからネカフェとかでシャワー浴びると良いよ)

 

基本的に到着地は池袋、新宿、東京が多いと思いますが
会場である海浜幕張は基本的に都心方面からは路線が京葉線の1つしかありません
東京駅始発で各駅だと30分くらいなんですが、なにせまあ海浜幕張方面には舞浜もとい東京ディズニーリゾートがありますので朝は混みます。頑張ろう
バスでも行けなくは無いはずですが私は利用したことないから各自調べてみてくれ。

 

宿泊費


前乗りとか土日参加するだとか次の日ゆっくりしたいとかで泊まる場合。
幕張付近にホテルいっぱいあるんですが、次の日ワンフェスなので埋まってる&お高めな値段設定になっています。
交通費がかさばりますがその場合、上野~東京近辺のカプセルホテルをチェックすると良いと思います。今完全個室のネカフェとかもあるので、マジ格安で泊まる分にはメッチャ便利です。
ただこれも一長一短なので特に若い女の子は女性だけのカプセルホテルとかセキュリティー大丈夫そうなところがいいですよ。

 

遊興費


ぶっちゃけ辿り着いてしまえばあとは遊ぶだけです。
というか多分、殆どグッズ購入費。マジで。

何を目的とするかによりますがANIPLEXブースの公式物販は全て後で通販をやりましたし、今年も公式でそのように発表されています。なので、動きたくね~~~とかだったら正直来る必要は無いんだと思います 。並ぶのも大変だし。

 

じゃあなんでイベントに行くのか?といえばやっぱり楽しいからなんですよ ね。
今の世の中SNS開けばいっぱい同じものを好きな人がいます。労せず人と繋がれます。じゃあなんでそれでも行くのか?というと、実際行ってみるとわかるんですけど、同じものを好きな人があれだけ集まることってそれだけでもスゴいことなんです。
そこにいるのは全員、FGOを好きな人でみんな周りでFGOの話してる。かと思えばらっきょの話とかしてる。だからどうした、と思う人は実際そうだし、それを価値ないと思う人も実際いるだろうけど、何事も一度は経験してから言うべしみたいなところはありますし興味があるならば一度は来てみて欲しいな~~~と私は思います


友達やフォロワーと一緒に来たなら思い出になるし、もしかしたら前後の人と仲良くなれるかもしれません。

あとやっぱ凝った展示品見るの楽しいよね。私は結構好きです。という写真の数々を最後に載せときましたのでよかったら見てね。ちなみに前回のFGOFesは壁に立体投影してたり、ステー ジイベントの映像は殆どの会場の場所から見ることが出来るような設置をしていました。ありがてぇ。

 

それと二日目日曜日は隣のホールでワンダーフェスティバルという年2回のフィギュアの祭典もやっててすげえんだぜ!よかったら覗いてみてくれよな。

 

そして更にもう一つ。脅すようなつもりは無いですが去年二日目の最後にシークレットで坂本真綾さんが来て歌ったとことか、各章のダイジェストをボイス付きで上映したのとか、AnimeJapanでも立体投影的なもので2部序章をボイス付きでやったのとかは、一切媒体化されておらず現地にいた人のみ見れたものです。大事なことなのでクソでか文字使いました。
FGOの全体方針としてゲーム内でもゲーム外でも、一期一会というかそこでしかできない体験というものを他より重視している傾向があります。
二度目のFGOfesでもそういったものがあるのは想像にするにたやすいですよね。
そういうわけでTwitterでも賑やかだけど、現地でワイワイするのも楽しいよ!

 

おまけ

ちなみに海浜幕張Fate/snの聖地でもあるんだぜ。

Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 舞台探訪(聖地巡礼) 海浜幕張編 - そうだ、聖地に行こう。

 

あと海浜幕張の2駅先に空の境界未来福音の聖地もあります。

空の境界 未来福音 extra chorus 聖地巡礼 神社と凶がれ橋と巫条ビル、それと歩道橋編 : Angler - 陸より出でて魚釣るもの -


興味あったら是非チケットチャレンジして参加してみてくれよなーッッッ

更におまけの写真コーナー

 

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主に前作プレイしたけど迷ってる人へのEXTELLA LINKレビュー(ネタバレなし)

 

Fate/EXTELLA LINK - PSVita

Fate/EXTELLA LINK - PSVita

 

 

こんにちは、よるとりです。Fate/EXTELLA LINK、テラリン発売しましたね。昨日家帰ったら届いてたので触りました。
私の周りを見るとかなりの人数が前作予約してプレイしてたのに今作は様子見…という方が多くて、まあそらそうやろな…と思うんですけど、そんな人向けにざっと触ったのでネタバレ無しのレビューを書いておきます。ネタバレありの話は追々別記事にでも。

ちなみに進行度はメインストーリー終わったくらいです。

 


ストーリーやバトル以外のパートについて

 

あらすじにもありますけど、テラの後日です。前作のように実は違いました~~~~!!!みたいな不愉快不意打ちはありません。

7日間区切りがあって分岐がありエンディングは3つあって始めてから1つのエンディング見るまでは時間かからないんじゃないかなぁと思います。数えて無いのでわからんのですけど4時間くらいか…?

あっさり目ではありますけど、メインヒロイン3人以外にもある程度の出番や台詞が一通りにあったので悪くはないと思います。感触としてはFGOのイベントシナリオを一本にした感じで、あまり長くも深刻さも無いけどやってて楽しいな~~~くらいの。

 

前作、戦闘やりたいのに長めに読ませるノベルパートをやってたせいでゲームテンポが著しく損なわれてましたが、今作は合間合間に挿入させる感じになったから解消されています。あと開き直って立ち絵表示のみになった。前作の3D使った話の進め方も嫌いじゃなかったんだけども。まあ、まあ。

ストーリーの内容に関しては完全にEXTELLAの消化試合の意図が多いので、EXTELLAのストーリーは知っておいて欲しい…のだけど色々な理由で断念した人にあの苦行をやれというのも酷なので…そこは各自自己判断でどうぞという感じ…。

 

 

バトルパート

 

使えない味方に舌打ちしながら湧きまくるプラントを処理して宝具は一度しか打てないあのストレスゲーはもうここにはいない。ファフナー風)
全面的に改良がなされました。

 

前作は味方がどうあってもお荷物でろくに制圧も出来なくて英雄の肩書が泣いてるぞ…という感じでしたがそれなりにイージーだと動いてくれました。
何よりも救援に向かうとLINKシステムのおかげでラッシュと言ってボタン連打して一方的にダメージ与える時に加勢してくれるので、セクターを制圧したり救援をするメリットが増えました。やったね。

 

Rボタン+□△○☓キーで発動する新しいスキル、アクティブスキルの火力が高いので基本それをダメージソースにしてクールタイムを通常攻撃で補うような感じになると思います。エクスカリバーめっちゃ強いんだ。

 

宝具について。前作は3つフィールド固定アイテム集めて一度きりとかいう、あまりにも設定に忠実にしすぎたせいでアクションゲームという土壌には合わなかった感じですけど今回は多分意識すれば戦闘で2回以上使えます。イージーだとあんまり使わないけど…。

 

エクストラマニューバやムーンクランチは削除されてよかったかなぁと思います。代わりのムーンドライブは割と使い勝手いいです。コードキャストで即時発動できるのもいい。戦闘中にあるキャラごとの掛け合いも、かなり増えたように感じます。敵としてのコメント以外にもサポートとして出現したときに特定キャラ同士だと掛け合いが発生するみたいです(セイバー使ってガウェインサポートに出したらなんか流れた)

 

vita版なのでもちろんメチャクチャわらわら出るってほどではないんですが、とりあえずやるには苦労しない感じ。また、サイドミッションも無理やりマニューバでコンボ数や撃退数稼がないといけなかったような状況から多少改善があります。PvPの方はvitaには無いからわからん。

 

グラフィック

 

正直グラフィックは気にならないタイプなんですが全体的に水準上がりました。が、ワダアルコ先生描き下ろしの一枚絵は減りました。ちかたないね。
ワダアルコ先生の絵大好きだからもっと描いてくれていいのよ…と思わんでも無いんですが多分どうせ2出るからそっちでいっぱい見れるっしょ…。


総評

 

前作の恐怖に怯えてる人がごっつ多いと思うんですけど、かなりライトに作り変えられてるからまあ買ってもいいんじゃないかな?という感じ。サーヴァント同士の掛け合いが目当てなら、FGOよか量は遥かに多いし。

限定版はこれ使うのかって雀牌はともかくサントラにいくら出せるかによると思います。まあMONACAだしね。前作がああでしたがひとまず水準が並くらいになってほっとしました。
推し出てるならとりあえず薦めるくらいの出来にはなったと思います。掛け合いの種類やバトル内音声が多いから動画よりも多分自分でやった方が楽しいゲームだし、アクションゲームらしくなってよかった。

じゃー逆に駄目なところは?というと、これはまだなんとも言えないんですけどムービーがプリレンダリングじゃないからなんかもさっとしてる気がします。PS4proと比較しないとわからないけど。

 

ストーリー済ませるだけならマジ土日あれば終わるので、ぐだぐだ帝都前によければ。